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【 PKOではないから、完全非武装、しかも私服で 】への返信
The weapons will be guarded and perimeter security maintained by a small Maoist security element with a clearly defined number of weapons as set by the agreement. Upon full deployment, the United Nations will execute around-the-clock monitoring of the weapons and ammunition storage.
(1月10日事務総長報告7頁)
7カ所の駐屯地に人民解放軍は分かれます。そして、武器の数を厳密に数えた上で、
「少数のマオイストの警備要員によって武器は守られ、その周辺地区の警備も彼らによって維持される。そして国連(監視要員)は24時間態勢で武器と弾薬貯蔵の監視を行う。」
とあります。つまり、人民解放軍がまず武器弾薬を囲って警備し、それを国連監視員が24時間見守る、というわけですから、これはまったくもって武装解除なんてものではない。
これを行う共同監視協力委員会は、以下のように定義されています。
a Joint Monitoring Coordinating Committee (JMCC), which will include equal numbers of representatives of the Maoist army, the Nepal Army and the United Nations.(8頁)
人民解放軍と国軍と国連から同数のメンバーを出して、「協力」して管理するのですから、そのどれもが対等。
国軍のほうは、それぞれの駐屯地から出ない、同数の武器をやはりコンテナに集積し、これを国連監視員が巡回して監視するということです。
はい、これで、日本多くのメディアが伝えた「武装解除」も「PKO」も、いずれも日本政府が勇み足で発表した情報を鵜呑みにしたことが証明されたと思います。
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