はい、読売もPKOではないと書いてます。が、武装解除とあって減点。 現役や退役の兵士を、しかし非武装で、となっていたと思いますが。その非武装の定義は幅があるのでしょう。護身用の小火器は携帯とか。このあたり、あいまい。 ともあれ、PKOではない政治ミッションに、日本のいわゆるPKO法を根拠にして自衛隊を派遣できるのでしょうか。このあたり、拡大解釈するのでしょうが。 このあたり、実は事務総長がPKOをハードとソフト二つのカテゴリーに分けようとしていることにも関係するかもしれません。だとすれば、今回のこのネパール政治ミッションはそのソフトのほうかもしれません。だから肝心のところがあいまい。 いずれにしても、日本政府は今回の決議が出る前から、報道に「PKO」と言って宣伝していました。それは明らかに間違いで、それに乗った日本の報道機関も訂正すべきではないのでしょうか。武器管理を「武装解除」とし、政治ミッションを「軍事ミッション」のように表現していては、読者に誤解を与えます。