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  ウルルン滞在記のネパール蔑視に抗議する
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 No.070226103030702020    07/02/26(Mon) 10:30   by  tanigawa [変更] [削除]
「ウルルン滞在記・ネパール編」(2/25)を見た。これはヒドイ。悲しみを通り越し,怒りさえ覚えた。

番組は,女優・柳沢ななをラウテ民族のもとに滞在させ,「感動」を絵にすることをねらっていた。そもそも,この発想自体が滅茶苦茶であり,相手のことなどまるで考えない傲慢さ,許されざる文化侵略に他ならない。

ラウテは,狩猟採取で暮らすジャングルの少数民族。独自の豊かな文化をもち,それを守るため文明社会との接触を極力避け,争うことをせず自分たちだけで平和に暮らしている。気高く誇り高く,どこまでも優しい人々。

そこに,ウルルン滞在記のスタッフ(人数不明)がドカドカと勝手に侵入し,撮影し,住居に入り込んだ。仲介者(部外者)に許可を取ってもらったと強弁するだろうが,ラウテの生き方を考えると,彼らがそんな許可を与えるはずがない。

そもそもこの仲介者は,定住させ学校に通わせることを目的にラウテと接触してきた人らしく,善意ではあろうが,ラウテからすれば民族文化の破壊者,政府の回し者,いわば敵だ。そんな外部の仲介者をラウテが全面的に信用するはずがない。日本側スタッフは,その仲介者から撮影許可を取ったと調子のよいことを言われたのかもしれないが,たとえそうだとしても,ラウテのことをちょっと調べさえすれば,そんなことを彼らが許可するはずがないことはすぐ分かる。

事実,番組では,何度も「写真を撮らないで!」「「家に入らないで!」と断られている。それなのに,柳沢ななは勝手に家に入り込み,怒られ,連れ出されている。

また,柳沢ななは,ラウテの人たちにトランプ遊びをして見せている。西洋トランプをラウテに日本人が何のために教えるのか? 無邪気だが,だからこそ罪深い文化侵略だ。

明確な同意なき居住地立ち入りや住居侵入。拒否されているのに撮影(一部は隠し撮り)し,勝手に放映。日本で同じことをすれば,住居侵入,肖像権侵害,名誉棄損で訴えられるかもしれない。謝礼がラウテ側に(仲介者ではなく)払われたかどうか知らないが,どう見てもこの番組はラウテを敬意をもって公平に扱ってはいない。柳沢ななに,何度も「裸族?」などとさえいわせている。もしこれがネパールで放送されたら,おそらく番組の根拠なき優越感,ラウテ蔑視が問題にされるだろう。

どうしてこんな乱暴な企画を立て,文化も人権も無視し放送を強行したのか? 徳光和夫氏,番組スタッフ諸氏に抗議する。製作した毎日放送は,国際問題になる前に,ラウテの皆さんに謝罪し,番組を取り消すべきだろう。