もちろんネパールの国花は、昔も今も「赤いシャクナゲ」に変わりありませんし、この絵もまさに「赤いシャクナゲ」です。 シャクナゲはツツジ科ツツジ属の木なので、翻訳をした人が、勘違いしてしまったのでしょう。ツツジ属の中でシャクナゲ類を「シャクナゲ」と呼びツツジ類を「ツツジ」と呼ぶのが一般的だと思われます。 ネパールの国花「赤いシャクナゲ」(rhododendron arboreum)はシャクナゲ類の木ですから、これをツツジと呼ぶのは間違いです。ネパールに関心を持っている人が翻訳していれば間違えようがないところです。 さて、この1月、この新しい国章(rashtriya nisana chhap)に反対するバナーをカトマンズ(ボタヒティ)で見かけました。ファインアート・キャンパスの入り口、まさに看板の下です。 さすがアートワールドの方々の感覚からして、このデザインはどうにも許しがたいものがあるのでしょう!w バナーの下にはネパールを代表するアートワールド12に団体の名前が記されています。面白いと思ってたまたま写真を撮ったので、掲載します。 「国章は国の誇りである。 こんなセンスのない国章はやめちまえ!」と大書してあります。 ちなみに現行の「暫定憲法二〇六三年」の第六条には国旗に関する規定があり、前の憲法同様付録一に詳しく書き方が掲載されています。 国章については、現行の「暫定憲法二〇六三年」の第七条の第一項に「ネパールの国歌および紋章はネパール政府が定めるものとする」とあり、前の憲法の、付録三あった規定は、この暫定憲法にはまだ載っていません。 以上 > 昨年12月に新聞に乗っていたという新しいナショナルエンブレムだそうです。 > 説明では「ツツジ(国花)に囲まれていて、円内にエベレストと丘、男性と女性の握手、母と祖国は天国より偉大だという意のサンスクリット語」とあります。国旗はそのまま継続なんですね? > > ツツジ?シャクナゲじゃなかったのかな? > これは案なんでしょうか、もう決定したんでしょうか? > >