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プラチャンダ議長がポカラで3月8日,王党派の米人殺害計画があると警告した。モリアティ大使は,「証拠を出せ」とご立腹だが,王族殺害事件の国,和平阻止テロくらいあっても不思議ではない。
真偽は別にして,この議論は錯綜している。米国にテロリスト指定されているマオイスト赤色テロリストが,王党派白色テロリストを,テロリスト国家と非難されている国々から「国家テロリスト」と呼ばれているアメリカにテロリストとして売りつける。まさに紅白入り乱れてのテロリスト合戦。
そこに自衛隊が参入する。米国ですら白色テロの対象にされかねないのに,報復攻撃も出来ない日本がどうして攻撃の対象とならないのか? 和平ぶち壊しには,安全パイの対日テロの方がはるかに合理的だ。
たとえ実行されなくても,「派兵国に報復する」というウワサが立っただけで,在ネ日本人の心境は一変する。自衛隊派遣などという無謀な冒険は,止めた方がよい。
* \"Moriarty stunned by Prachanda\'s assertions,\" Nepalnews.com, Mar.10; \"Royalist plot to kill US officials will be clarified soon: Prachanda,\" KOL, Mar.10; \"US embassy \"deeply concerned\" over Prachanda\'s statement,\" Nepalnews.com, Mar.9
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