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3月23日、某政党系の「人民SAARC」に飛び入り参加、雛壇中央の某有名政治家の隣に座らされ、しかもアジ演説までさせられた。テーマは、「食料主権/エコロジカル農業と農民の権利」。某政治家氏が首相になったら相談役の一人にでもしてもらおう。
準備も何もしていなかったので、数年前に論文に書いたことのある「生物多様性」や「Bio-Piracy」のことを思い出し、雛壇上で適当に再構成し、アメリカの生命搾取を攻撃し、生物多様性擁護のために頑張ろう、と訴えた。先進国からの出席者は私一人。胡散臭くは思われたであろうが、そこそこの拍手はもらった。
生物多様性は、ネパールにとってきわめて重要なテーマ。日本は加害者(搾取者)の一員。ネパールからも、遺伝子や植物種などさまざまな生命を搾取している。せめてもの罪滅ぼしのため、口先だけだが、熱烈支持を表明したわけだ。
この種のフォーラムやセミナーに出席すれば、政治的利用はまぬかれない。それは仕方ない。人や組織ではなく、「事柄に即す」を原則に、機会があれば意見を述べることにしている。評価は社会がすればよい。そう考えることにしている。
* People\'s SAARC, 23 March 2007, Staff College, Patan
Peasant Forum
\"Food Sovereignty / Ecological Agriculture and Farmers Rights\"
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