長崎市長選で期日前投票された前市長への投票は無効となるそうだ。期日前投票は7000票以上ある。その何割が前市長への投票かは分からないが、その票も死ぬという。他の候補への票は生きるという。 不思議なルールである。 立候補した数人の中から選ぶという前提が壊れたのだから、全部無効にするか、全部再投票できるようにすべきと思う。 投票者のミスや意図によって無効票になるのではないから、投票権の侵害になる。法の前の平等という原則が壊れる。 日本はこういう大事なことに無感覚である。私がネパールに滞在していたころは、投票権はなかった。今は国政選挙に関してはあるようだ。