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Since2006/06/09 Last update 2006/06/09 by nakamura
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  日本とネパールの肉体政治
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 No.070416190539402228.1.1.1.1.1    07/04/19(Thu) 19:19   by  tanigawa [変更] [削除]
【 ネパールの選挙妨害 】への返信

1.丸山の「肉体政治」批判
「肉体政治」は,崇拝する丸山真男の造語。崇拝は科学的ではないが,無信仰より信仰を私はとる。丸山は偉く,肉体政治は丸山がダメといっているのだからダメなのだ。

丸山の肉体政治批判の解説は割愛。詳しくは丸山「肉体文学から肉体政治まで」をご覧ください。

2.長崎市長銃撃と肉体派安倍首相
長崎市長銃撃が肉体政治の極限であることはいうまでもない。そして,民主主義が肉体政治の対極にあることも明白だ。これは政治を職業(M.ウェーバー)とするものにとっては自明の理であり,政治の場において肉体が攻撃されたら,本能的に「否!」と反応するものだ。

ところが,安倍首相の第一声は「真相が究明されることを望む」(朝日4/18他)だった。私もこれを聞いて唖然とした。世論に非難され,翌朝,「選挙期間中,選挙運動中の凶行は民主主義に対する挑戦であり,断じて許すわけにはいかない」(朝日4/18)と記者に語ったが,この期に及んでも「選挙期間中」などと留保をつけている。

政治への暴力行使は留保なしでダメなのだ。馬脚丸出し,安倍首相は肉体派であることを自ら天下に告白したようなものだ。

近代民主主義が,反肉体主義なのに対し,安倍首相らの反動的保守主義は肉体主義だ。三島由紀夫は文学者としては一流だが,政治においては自分の肉体を誇示するホモ的肉体政治主義者だった。だから,決起して切腹してしまった。三島のような人物ですら,肉体派は政治には向かない。安倍首相も政治向きではないので,即刻,身を引き,肉体文学を志すべきだ。文学になら,肉体派の存在余地はある。

3.ネパールの肉体政治
ネパールは,肉体政治のショーウインドウだ。テロ,暴力沙汰,買収等々,怪しい肉体政治が一杯。

これも崇拝する丸山のことばだが,民主主義は「ウソを有用なウソとして信じる政治」だ。代表(議員),議会,多数決――これらは全部人間が作った制度であり,山や川のように実在するものではなく,その意味では信号の「赤は止まれ」と同じく,ウソだ。

民主主義は,そのウソを寄せ集めた,ウソの総本山。たとえば「国民代表」をウソと知りつつ,それを守る(信じる)ことに利益を認め同意をしたのだから,それは守るべきだ。守らなければ,民主主義は崩壊する。

ところが,ネパールの政治家たちは都合が悪くなるとすぐ民主主義の手続を反故にし,肉体行使に走る。デモ,バンダ,テロ,脅迫,買収・・・・・。

4.肉体政治家の暴力依存
肉体政治家はことば(ウソ)ではなく,暴力(実在としての力)に依存する。陸自隊員をネパールに送った安倍首相は,案外,ネパール肉体政治家諸氏と気が合うのかもしれない。

日ネの怪しい肉体関係だ。