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Since2006/06/09 Last update 2006/06/09 by nakamura
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  パルバティ同志,ヒシラ・ヤミ(2d)
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 No.070717123747322925    07/07/17(Tue) 12:37   by  tanigawa [変更] [削除]
4.女性50%,ネパール版パリティ

パルバティ同志は,諸組織における女性比率50%を目標として掲げている。

これは正しい。私自身10数年前,山形のある女性団体に関係していたとき,政党候補者,国・自治体の各種委員会委員等をすべて男女半々にすべきだと提案した。フランスのパリティ要求がまだ始まっていなかったか,知られていなかった頃のことであり,当の出席女性の方々から「女性はまだ能力不足」「「女性には向いていない」といった理由で猛反対された。結局,私の提案は否決された。いま思うと,ちょっと,いやかなり残念なことだった。

もう一つ,数年前,各大学教職員で組織する労働組合の委員会に出席したら,十数名の委員は男ばかりだったので,「これは,いかん。女性委員を少なくとも組合員男女比率と同じにすべきだ」と提案したら,ある有名大学の教授が「能力も考えず女だからという理由で委員にすべきではない」と反対され,ここでも私の提案は否決された。進歩的とされる労組ですら,ことジェンダーに関してはこの程度の意識なのだ。

いまのネパール農村の女性の状況は,十数年前の山形の女性たちや数年前の大学女性教職員よりもはるかに厳しい。男はむろんのこと教養ある女性ですら,いや自分に教養あるがゆえに,「女はまだ能力不足」と反対する恐れは十分ある。パルバティ同志は,それが分かった上で,女性50%を要求する。

この点では,私はパ同志の考えを全面的に支持する。新自由主義の「能力評価」が差別拡大・固定化の隠れ蓑であるのと同様,「女はまだ能力不足」は数千年来の「女には理性がない」の近代版であり,女性差別の合理化に他ならない。

男女はほぼ半々だから,すべての組織は男女半々を原則とする。もし男女いずれかが多いときは,多くする理由を説明しなければならない。女性側は,立証責任を引き受けてはダメだ。いま問題となっている年金未納問題と同じく,男性優位の場合の立証責任は男にある。

だから,フランスのパリティは正しく,そしてパ同志の女性50%要求も文句なく正しい。

とはいっても,頑迷な男どもはこれだけでは納得しないから,パ同志も女性が有能なことの説明を迫られる。その責任は男の頑迷にあるが,女性の有能さの説明に当たっては,ミイラ取りがミイラにならないよう,くれぐれも用心していただきたい。

5.女性組織の活躍
というわけで,パルバティ同志は女性の有能さの説明をはじめる。すでにPLAや民兵隊での女性の有能さは立証された。しかし,それだけでなく,女性,とくに女性組織は人民政府支配下地域で活動を拡大している。たとえば,次のような分野である。(この文章からは具体的な状況はわからない。実地見学に行きたいと思っている。)

(1)経済
人民政府のレストラン,商店,小規模企業に投資し,参加。人民政府小規模工場では,靴下,手袋,衣類,カバンなどを製造している。

(2)教育
識字教室,モデル学校,保育所,寮などの設置,運営。

(3)司法
法学基礎教育を受け,人民法廷の「裸足の法律家」として活躍している。「女性搾取皆無モデル村」では,遺産相続は男女平等となり,家庭内暴力も激減。幼児婚,強制結婚,一夫多妻も減少。さらに独立した女性法,家族法が作られた。

(4)建設
人馬道路,休憩所,橋,殉死者ゲートなどの建設。大規模建設にも参加している。

(5)文化
「新しい科学的文化」の創出。これは面白いので節を改めて説明する。