仮にも一国の政府が決めた国歌が稚拙だと、どうしていえるのでしょう? 私も最初に聞いたときは、えっ、と思いました。 ネパールの独特の韻律であるジャウレのリズムを国歌に使うとは、 夢にも思っていなかったからです。 ジャウレはネパールの国民に広く親しまれた韻律です。 ネパールの人々の胸の中にすーっと入っていくことは、 まず間違いないでしょう。 何度も聞いているうちに、歌詞とあいまって、とても素敵な曲だと 感じるようになってきました。 年月を重ねると、だんだんきっと慣れてくるでしょう。 国歌には威厳がないとだめですか? 自分達の歌だ、と思える歌じゃだめですか? 有り難味はないかもしれないけれど、 自分達の歌だ、と思えて、しかも元気の出る歌だと思います。 私のブログに新国歌のMP3音源へのリンクがあります。 もう一度聞いてみてください。 http://plaza.rakuten.co.jp/hajur/ (実際、ネパール人のブログでは、概ね肯定的な意見が多かったことを付け加えておきます)