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  ピケ元記者,マオイストに強制排除される
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 No.070811115829160212    07/08/11(Sat) 11:58   by  tanigawa [変更] [削除]
国有ゴルカパトラ社前で平和的にピケを張ろうとしていた元記者25人が8月9日,ぼこぼこに殴られ,強制排除された。

7+1党政府は,7月26日,ゴルカパトラ記者49(45)人をクビにした。理由は社の体制を「包摂的(inclusive)」にするため。

ネパール記者連盟(FJN)はこの解雇を非難し,抗議運動をすると宣言,今回のピケもその抗議運動の一環だった。

しかし,いまの暫定憲法は「包摂性」を大原則としている。
 ・「ネパールは包摂的国家」(第4条)
 ・諸民族,諸集団等は「比例的包摂原理により国家組織に参加する権利を持つ」(第21条)
 ・国家は,既存の偏った構造を排除し,国家を「包摂的に再構築する」義務を負う。(第33条)

国有ゴルカパトラ社は,最高法規としてのこの暫定憲法規定に忠実に従い,45人をクビにしたのだ。

マオイスト系の「革命記者同盟」(RJA)も,憲法遵守の立場から,包摂性原理による政府メディアの再構築を支持すると発表,王党派系が「政府メディアの革新的前進を妨害している」と非難した。

情報通信大臣はマオイストのクリシュナ・バハドゥル・マハラ氏。大臣が憲法に従って行政を行うのは当然であり,今回の憲法「包摂性」原理による45人馘首も,もちろん文句なしに合憲だ。文句があるなら,憲法に言え。

そして,今は革命途上だ。「暫定」は「革命」により補完される。だから,反革命の動きを実力により排除するのは,これまた正当(legitimate)だ。

国有ゴルカパトラ社が,反革命記者たちの襲撃に備え,約60名の排除要員を社屋ビル内に待機させ,ピケが始まると実力でそれを排除したのも,これまた革命と憲法の原理により正当だ。

かつて国王が旧憲法の国王大権を使用し,警察力でカンチプルを制圧したのと,何ら変わらない。マオイストはいまや政府与党であり,ゴルカパトラ社が今回のように自力でピケを排除できなければ,警察を動員してもよいのだ。革命と憲法の原理によれば,何ら問題はない。

ライジングネパールHPは,再三指摘するように,反革命の根城だ。誰がやっているのか知らないが,この状況下でまだなお,
 ・国家元首は国王
 ・国歌は国王賛歌
 ・ヒンズー教は国教
と,堂々と掲げている。違憲ながら,あっぱれ。押し寄せる官軍に最後まで抵抗した会津鶴が城,飯盛山の白虎隊の悲しくも美しい最後を思わせる。判官びいきは日本だけではないだろう。

* Journalists at Gorkhapatra attacked, eKantipur, Aug.9
* FNJ condemns sacking of journos, Asia Media, Jul.29