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  マオイスト,政府離脱
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 No.070919003414786967    07/09/19(Wed) 00:34   by  tanigawa [変更] [削除]
1.政府離脱集会
9月18日午後,雷雨があがったので,人力車でガネッシュマン記念碑礼拝に出かけたら,ラトナ公園でマオイストが大集会を開いていた。いま政府を離脱したところだという。外人は,このような政治集会に近づいてはならないとキツイお達しが出ているが,見ると,ピクニックかサッカー大会のような感じなので,マオイストのお兄さんにボディチェックを受け,入場させてもらった。

2.型通りの集会,子供利用の愚
野外ステージではマハラ氏がアジ演説をしているが,動員された大群衆はあまりやる気がない。木に登っている少年はヤラセか? 

ケシカランのは,少年少女の動員。公立校の制服を着た男女生徒たちが赤旗をもち,バス駐車場からゾロゾロ出てきた。あのね,動物と人間を区別し,子供と大人を区別するのが,近代人権のイロハですよ。集団の権利,民族自決,言語権ーーバカらしくて話しにならない。なぜ子供を政治の道具に使うのか?

サッカーで選手が子供の手を引いて入場するのも見苦しいが,マオイストが子供に赤旗をもたせ,動員するのはもっと見苦しい。こんなものは断じて「人民」ではない。

3.娯楽としての集会
ステージの偉いさんは見せ物で,会場の大衆はそれぞれの楽しみを見いだしていた。マオ本販売。ネパールで一番人気のヒトラーがないかと探したが,無かった。ポルノはどうかと探したが,これもなかった。まだ,時間が早かったのだろう。

キューリ屋さんやアイスクリーム屋さんは,繁盛。キューリをかじりアイスなめなめ,偉いさんの話をダシに仲間とおしゃべり。これはマオイスト集会に限ったことではない。日本でもどこでも「大衆」とはこんなものだ。

4.終わりの始まり
マオイストの政府離脱で,選挙はほぼ不可能になった。当面は合法的闘争だろうが、国王が余計なちょっかいを出しさえしなければ,もはやマオイストに同調する政党はあるまい。マオイスト=国王共闘の可能性は大いにあるが。

ここで考えるべきは,昨年秋以来,地上に出たがため,マオイストは身元を丸裸にされてしまったことだ。駐留地の人民解放軍3万余名は「登録」され,丸裸(誰が名簿を管理しているのか?)。有力幹部も,情報は十分収集されている。これで,政府はその気になれば,一網打尽。あっという間に勝負がつく。

そして,マオイストが人民戦争を再開した場合、7党は結束すれば軍隊が使える。民主主義のための戦争であり,マオイストどもを一人残らず殺すか投獄してしまうだろう。民主主義軍の残虐さは,米軍を見ても分かるように,国王軍の比ではない。軍の民主化とはそういうことだ。マオイストは,抹殺されてはじめてそのことに気づくだろう。

5.クーデターの可能性
が,7党がまとまらなければ,クーデター。その可能性大だ。この場合,マオイストがクーデターを支持する可能性もある。クーデターはいやだが,国王=マオイスト共闘などといった奇怪な怪物だけは何としても御免被りたい。

6.儀式王制の英知
国王と王党派にとって,ここは考えどころだ。クーデターは短期的に成功しても,国際社会が許すはずがなく,長続きはしない。やはり,当初から私が提案しているように,国王,皇太子は退位し,政治権力を全くもたない象徴国王に王位を継承させるのがよい。そうすれば,マオイスト問題は残るものの,国家崩壊の危機は免れることが出来るだろう。

(写真1)バグバザール交差点。解放区化しつつある。
(写真2)ラトナ公園。マハラ氏演説中。
(写真3)マオ本販売。
(写真4)キューリ販売。
(写真5)アイスクリーム販売。
(写真6)マオ宣伝リキシャ,マオ宣伝タクシー。