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  カトマンズ盆地内にヒョウ出現
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 No.090309170847091668    09/03/09(Mon) 17:08   by  野崎泰志 [変更] [削除]
 リングロードを突っ切ってポカラ街道へ入ると、外輪山を越える手前にタンコットという地域がある。警察のチェックポストがあっていつも渋滞するところだ。
 そのチエックポストから左に入ってやや登り坂を5分も上がると、もう外輪山の麓に突き当たる。住宅建設の最前線でもあるそこに、或る民間団体の高齢者ホームがあるので見学に行った。2月25日のことだった。

 地元の人が指指すので、見たら子牛が死んでいた。「タイガーだ」と彼らは言う。昨夜のことであるらしい。
 野犬が二頭、子牛の肉を食いちぎろうとしていた。(一枚目の写真)追い払って近づくと、確かに獣に襲われた姿で、右の後ろ足が腰の下から無い。(写真は省略)

 なす術もないので、くだんの高齢者ホームに入った。しばらくすると、母牛と兄牛だと地元の人が教えてくれたのだが、二頭の牛が現れ、悲しげに泣いた。母牛は、立ち去りがたく、我が子の顔をなめていた。(二枚目の写真)動物でも親子の情愛は同じようだ。

 地元の人々は虎だと言うが、ああいう環境に虎は生存できない。ヒョウである。

 ポカラの大木神父様のところでも、数年前に飼っていた犬がヒョウにやられた。ポカラのオールドバザールの、結構町中でも、ヒョウは現れる。ポカラでも夜は獣の世界なのだ。

 カトマンズ盆地の西の外れとは言え、人々の住む地区にヒョウが現れるというのも、21世紀とも思えないネパールならではのことであろうか。それとも、環境の変化で食糧に窮した獣が人里に降りてくるようになったのだろうか。

 母牛の悲しげな泣き声が忘れられない。