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国立民族学博物館(民博)にて昭和30年代の海外エクスペディション映画
「民族学者とヒマラヤ、南極」と題された映画会が開催されます。
ネパール関係の映画会は下記の通りです。
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マナスルに立つ(1956年、毎日映画社、98分)
2010年4月24日(土)13 :30〜16:00(開場13:00)
映画紹介
日本山岳会がネパール=ヒマラヤのマナスル峰(8,163メートル)に初登頂したときの記録。日本隊が8,000メートル峰に登頂したのは、これが初めて。日本隊は、多数のネパール人ポーターとともに大量の装備や物資をベースキャンプまで運び、そこからいくつもキャンプを設営しながら次第に頂上へ近づいていく。たんなる冒険でなく、緻密な計画にもとづくエクスペディションのようすが、克明に示されている。
解説「マナスル登山の副産物:学術調査の始動」
南真木人(国立民族学博物館 准教授)
マナスル登山において踏査隊や登山隊の科学班がもたらした知見と経験は、その後のヒマラヤをめぐる多様な分野の学術調査の先がけとなった。文化人類学の分野では、川喜田二郎の『ネパール王国探検記』(1957年)が読者を未知の世界へのロマンに駆りたて、異文化を学ぶ知的探検にいざなった。それから54年を経た現在、学術調査や文化人類学、そして調査対象としてきた社会はいかに変わったのかを考える。
司会 飯田卓
http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/movies100424-0605.html#01
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