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送信日時:2010/09/01
情報種別:渡航情報(スポット)
ネパール:豪雨による洪水・地滑りの発生に伴う注意喚起
※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
1.現在、ネパールでは、バジュラ郡、バルバット郡、タプレジュン郡、カ
イラリ郡、ダン郡、ナワルパラシ郡、シンズリ郡を中心に、豪雨による洪
水・地滑りの被害が多数発生しています。
報道によると、ナワルパラシ郡で住宅150戸以上が洪水の影響を受け、
7,000人以上が被害を受けています。また、ゴルカ郡とダディン郡の間を
流れるガンダキ川沿いにある氷河湖の水位が昨年比で4.5倍に達しており、
水位上昇による洪水の被害も懸念されています。主要道路でも、南部のイ
ンドとの国境地域(タライ)において、インドとネパールを結ぶイースト・
ウエスト・ハイウェイが一部寸断され、山岳部の通行が困難な地域もあり
ます。
2.こうした被害をもたらした豪雨は今後も続くことが予想されており、引
き続き豪雨による河川の氾濫に伴う洪水被害及び地滑りなどにより被害が
さらに発生する可能性は否定できません。
3.つきましては、ネパールへの渡航・滞在を予定されている方は、同国の
最新の気象情報や交通情報の入手に努め、渡航・滞在の安全性について十
分に確認してください。また、ネパールに滞在中の方は、現地の情勢につ
き、報道等から最新情報を入手されるとともに、事故や災害に巻き込まれ
ないよう行動予定を慎重に検討してください。
4.なお、ネパールに対しては、別途「危険情報」が発出されていますので、
同情報にもご注意ください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C269
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