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13日の外務省プレスリリースより転載します。
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ネパールに対する円借款に関する書簡の交換
平成25年3月13日
1.本13日(現地時間同日),ネパール連邦民主共和国の首都カトマンズにおいて,我が方高橋邦夫駐ネパール大使と先方シャンタ・ラジ・スベディ財務省次官(Mr. Shanta Raj Subedi, Secretary, Ministry of Finance, Government of Nepal)との間で,151億3,700万円を限度とする円借款「タナフ水力発電計画」(Tanahu Hydropower Project)の供与に関する書簡の交換が行われました。
2.この計画は,河川の水量が減少する乾季においても安定的な発電が可能な貯水池式水力発電所(140MW規模)を同国タナフ郡に建設することにより,電力不足による計画停電の影響が顕著なネパールの電力供給の安定化及び増加する電力需要への対応に寄与するものです。同計画は,アジア開発銀行等との協調融資により実施されます。
3.ネパールでは,乾季には発電量が著しく減少するため,一日最大16時間程度の計画停電を実施しており,生活及び経済活動に大きな支障をきたしています。この協力を通じ,電力供給の安定化及び増加する電力需要への対応により,同国の経済発展,民生の向上に貢献することが期待されます。
4.供与条件
(1)金 利:年0.01%
(2)償還期間:40年(10年の据置期間を含む。)
(3)調達条件:一般アンタイド
(参考)
ネパール連邦民主共和国は,面積14.7万平方キロメートル,人口約2,662万人(2011年),1人当たりGNI(国民総所得)は540ドル(2011年,世銀)。
案件位置図(PDF)http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/25/3/pdfs/20130313_03_01.pdf
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