(2)その後,閣僚級が出席している国・国際機関(インド,中国,日本,ノルウェー,バングラデシュ,ブータン,スリランカ,米国(ケリー国務長官のメッセージを代読),ADB,EU)の演説が行われたほか,パン・ギムン国連事務総長及びジム・ヨン・キム世銀総裁のビデオ・メッセージが放映された。日本を代表して出席した城内実外務副大臣は,ネパールが震災からの復興と新憲法制定という2つの国づくりに同時に取り組んでいることを日本として後押しし,東日本大震災の経験や仙台の第3回国連防災世界会議の成果である「より良い復興(Build Back Better)」の概念を活用し,ネパールをより強靱な国にするための支援を積極的に行っていく旨述べるとともに,先日発表されたネパールの災害後ニーズ評価(PDNA)を踏まえ,当面必要な支援として,学校,住宅,公共インフラの再建を中心に,総額320億円超(約2.6億ドル)規模の支援を実施する旨表明した。